初めましての挨拶と、僕にとっての"理想の散髪屋像"
はじめまして、2016年の12月からHair Salon AYATAに参加しました林拓実と申します!
今年からブログを書きはじめることになりました。
自己紹介も兼ねて1発目のブログとさせて頂きます。
理美容歴はもうすぐ6年で、26歳になります。
理美容歴と書いた理由ですが、もともとは美容師をしておりまして、2年ほど前に理容業界に転向しました!
多趣味なのですが、趣味の話は今後のブログで少しずつさせて頂くとして…
今回は僕にとっての"理想の散髪屋像"について少しお話を!
映画や海外ドラマが好きで暇があればよく見るのですが、
最近Netflixという動画配信サービスで見ているドラマで
マーヴェルが製作している"ルークケイジ"という作品があります。
黒人カルチャーの聖地、ハーレムを舞台に
超人的能力を持った主人公ルークケイジが愛する故郷ハーレムを守るためにギャングなどと戦っていくヒーロードラマ。
そのルークケイジの中で、黒人のポップが店主を務める【ポップの理髪店(POP'S BARBER SHOP】という理髪店が出てきます。
アイスキューブ主演の映画"バーバーショップ"でも、街の社交場として黒人カルチャーを支える理髪店の姿が出てきているように
黒人のカルチャーにとってバーバーショップ(理髪店)は欠かすことの出来ない要素なのですが
黒人が集まる理髪店は、一種独特で魅力的な雰囲気を持っています。
様々な仕事や年齢の男達が毎日ふらっと集まり、髪やヒゲを整えながら、皆で他愛もない話や情報交換をする"コミュニケーションを取る場所"としての理髪店。
[ポップの理髪店のワンシーン。左がポップ、右がルークケイジ]
黒人カルチャーに色濃く残っている「コミュニティの基盤としての理髪店」の姿。
男同士が思ったことを他愛なく語り合える場所。
これこそ僕が理想とする散髪屋像です。
インターネットの普及に伴い、どんどん「生でアナログなコミュニケーション」が希薄になっていく傾向にある現代において、あの黒人カルチャーが大切に残しているような紳士達が生のコミュニケーションを取るという役割を持つことができる理髪店こそ、今後の社会においてとても重要な要素なのではないかなと信じています。
などとちょっと堅苦しい話をしましたが…
AYATAでたくさんのお客様と情報交換をしながら、こちらも散髪屋として髪のことだけでなく有意義な情報を皆様に提供していけたらと思っています!
ルークケイジ、面白いです!
使われている音楽もかなりかっこいい(ラファエルサディークのクラブでのライブシーンなど見ものです!)ので、興味のある方はぜひNetflixで見てみてください^^♪