電気椅子
林です!
最近よく聴く1枚のアルバム。
男女2人組のブルースデュオ、T字路s。
この映画で使われていて知りました。
----あらすじ----
映画監督テツオ(渋川清彦)は実家で暮らしながら、映画祭での受賞経験という過去の栄光にすがって生きている。彼は大した仕事もせずに女優を自宅に連れ込んでは、快楽にふけるだらしない日々を送っていた。ある日、才気あふれる新人女優のミナミ(岡野真也)と出会う。それを機に創作意欲が湧き出したテツオは、プロデューサー貴田(でんでん)やパッとしない女優の響子、ハメ撮りで稼ぐ助監督マモルらと共に新作制作に動き出すが……。
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という何とも下衆な香りのする映画!
かなり面白いです。
そしてエンドロールが流れたときに衝撃が。
「ん?エンディングテーマ、忌野清志郎…?
いや、違うなあ…かっこいいから調べてみよ
(Google検索:【 T字路s】)
…!!!???
ボーカル、女性なの!?!?」
そう、驚くほどのハスキーボイスなんです。
僕の大好きな浅川マキさんに
清志郎さんのパンク魂を足して割ったような
力強く、乾いた歌声。
こんな歌声の日本人女性ヴォーカリストがいたという衝撃。
早速翌日タワーレコードへ行き、購入したのが先ほどの【これさえあれば】。
このアルバムが大変素晴らしく
中でも衝撃を受けた曲が、「電気椅子」。
そう、ベッシースミスです。
「Send Me To The 'Lectric Chair」に
日本語歌詞を付けた「電気椅子」。
"だからねえ お願い 裁判長さん
電気椅子送りにして
もう二度と朝は来ない
生きていたって仕方がない
そうね 旅に出たいわ 奈落の底へと
地獄で報いを受けるなら 本望よ
そう 今のわたしには
怖いものなどありゃしない"
と乾いた声でスローに歌い上げる伊藤妙子さん。
でもどこか温かみを感じる、不思議な魅力に溢れたT字路s。
久しぶりに出会った最高なカバーに感動しました。
そしてなんと!
3月15日に、初のフルアルバムが出るらしい!
テンションあがりまくりな林です。
しかも4月に岡山に来る!!
でも…土曜日でしたorz